2009年10月10日土曜日

また一台増えました

会社の人からDell Mini9というネットブックを安く譲ってもらいました。このPCはAppleじゃないけどMacOS Xをインストールすることができるということでちょっと前に話題になった機種です。ということで、実際にインストールに挑戦して導入することができたのでここにメモとして残しておこうと思います。
Googleなどで検索すると、既に他にIntelMacを1台所有していることを前提に書かれている情報が多くて、Macがない人がインストールできる方法については、ほとんど見つかりません。
それでも、ネットは広いものでWindowsだけでもインストールできる方法を見つけることができ、その情報を用いてインストールしています。この手順は実際に自分が行ったものですが、色々問題があって拙い英語でMyDellMiniという海外サイトの掲示板で質問したりしてなんとかしてたどり着いた結果です。間違っているところがあるかもしれませんがご了解ください。Appleと作者の方に感謝します。

情報源

必要なもの
1. Dell Mini9
2. Snow Leopard インストールDVD(本体付属のOEM版ではなく、お店で売っているリテール版が必要です。買いましょう。)
3. USB外付けDVDドライブ
4. NetbookCD(情報源のリンクからISOファイルがダウンロードできます)
注意)NetbookCDは、1.0 FinalではOS Xインストーラが落ちてしまって使うことができませんでした。1つ前の古いバージョンでやるとうまくいきました。新しいのがだめなら古いバージョンで試してみると良いかもしれません。ISOはCDに焼いておきます。
2009/11/11 最新版のNetbookCDは0.8.3RC3です。
5. USBメモリ(以下の2つを入れておくと便利です)
10.6.1のアップデータ(Appleからダウンロード)
2009/11/11 10.6.2について
NetbookInstaller0.8.3RC3 or 最新版のNetbookInstaller(情報源のリンクからダウンロードできます)

BIOSを以下のように設定しておく:
USB BIOS Legacy Support: Enabled
USB Wake from Sleep: Disabled
CD/DVDドライブから起動

手順
1. Mini9に外付けDVDドライブを接続し、NetbookCDを挿入します
2. NetbookCDから起動する。途中エラーメッセージらしきものが表示されても気にしなくてよし
3. 黄色い画面になったらDVDドライブからNetbookCDを取り出し、Snow Leopard Install DVDを入れる。
4. F5キーを押すとDVDを読みにいきます。読みにいくまで結構時間がかかりました。
5. 真ん中にMac Install DVDを表示されたら、それを選択してEnterを押します
6. Mac OS Xのインストーラが起動します。
インストールについては、割愛します。ここらへんが親切そうです。
7. インストールの最後、失敗したという表示が出ますが慌てずに再起動します。その際に、DVDドライブはNetbookCDに戻します。
8. NetbookCDから起動します。真ん中からMacを選んで起動します。
9. HDDのMacOSが起動し、Welcomeビデオが流れます。ユーザー設定を済ませるとデスクトップが表示されます。
10. USBメモリを接続して、10.6.1アップデータを実行します。情報サイトによると理由が不明ですがソフトウェアアップデータ(MacのWindowsUpdateみたいなもの)は実行するなと書いてあるので気をつけましょう
11. アップデート後、再起動します。再度NetbookCDから起動します。
12. デスクトップになったら、USBメモリからNetbookInstallerをインストールします。
Volume: 内蔵HDD
Install Chameleon 2 RC3 bootloader
Install Mini9 Extensions
Generate a system specific dsdt.aml file
その他オプションは使うものを選択する
13. Installボタンを押して、インストールを実行する。パスワードを聞かれるので入力する。
14. 再起動する。

以降、NetbookCDは必要なくなり、HDDから起動できるようになります。色々ショートカットキーがWindowsと違うので戸惑いもありますが、少しずつ慣れていきたいと思います。