2008年4月26日土曜日

Ubuntu Linux 8.04 LTS

Ubuntu Linux 8.04 LTSの正式版でましたね!日本語版も既にリリースしていますよ。

英語版はこちらから
http://www.ubuntu.com/getubuntu/download
日本語版はこちらから
http://www.ubuntulinux.jp/products/GetUbuntu

そして、早速eeeuserにeeepcに8.04をインストールする方法もでています
http://wiki.eeeuser.com/getting_ubuntu_8.04_to_work_perfectly

来週には、XP SP3もでるし、ゴールデンウィークはOS再インストールで忙しくなりそうです

中本で北極

食べてきました。とりあえず完食。スープは無理だった。ラーメン食べた後だと定食についてきた麻婆豆腐は辛くもなんともなかった。
まぁ、おいしく食べれる程度に辛いのが一番いいなと思ったのだった。

2008年4月20日日曜日

お気に入りのかばん

町田で良いカバンを見つけました。このショルダーっぽいリュックみたいなカバン、なんて呼ぶんですかね。EeePCなら入るし、ポケットも多いので気に入ってます。町田の東急ツインズ西館3階のAVIREXというお店で見つけました。






玄箱用パッケージを作る

玄箱CDには実行形式バイナリがディレクトリ構成付きの.tar.gz形式で圧縮されています。このブログで純正玄箱用にソースをコンパイルする方法を一々書いていましたが、玄箱CDのように.tar.gzの圧縮ファイル作っておけば、そんなにないとは思いますが再インストールするときにコンパイルする必要ないかも。とふと思いました。っていうか、そこまでするならDebian化してしまえよ、って感じですが。
試しに.tar.gzのパッケージの作り方
$ mkdir -p package/usr
$ tar xvzf grep-2.5.1a.tar.gz
$ cd grep-2.5.1a
$ ./configure --prefix=/usr
$ make
$ make install DESTDIR=/home/[username]/package
ここまでやると、/home/[username]/package/usr にgrepのファイルがインストールされます。
$ strip -p /home/[username]/package/usr/bin/grep
$ cd /home/[username]/package
$ tar cvfzp ../bin-grep-2.5.1a.tar.gz *
とやっておくと、ホームディレクトリにpackage/以下のディレクトリ構成付きで圧縮ファイルができます。あとは、下記のコマンドとすれば、/usr/bin/grep に展開されます。
# tar xvzf bin-grep-2.5.1a.tar.gz -C /

参考ページ → http://u1f.blogspot.com/2008/04/blog-post.html
これを全部作っておけば、再インストールも楽ですな。空いた時間にでもコツコツ作っておこう。

2008年4月19日土曜日

Ubuntu Linux 8.04 RC

Ubuntu Linux 8.04 RC版がリリースされました。
http://www.ubuntu.com/testing/804rc

このまま予定通りにいけば、来週には正式版です。しかし、このままFireFox3は正式版を待たずに行くんでしょうかね。まだFireFox3はBeta5で、現在FireFox3 RC1の作業が進んでいます。
http://wiki.mozilla.org/Releases/Firefox_3.0rc1

そういえば、Ubuntu Linux 8.04 日本語版のRCもだすらしいので、そっちも要チェックです。早速EeePCで動かしてみましたが、ワイヤレスとシャットダウンはBeta版のまま直ってませんでした。

2008年4月13日日曜日

BogoMIPS memo

Ubuntu Hardy起動時に表示されるBogoMIPSを調べてみた。

ASUS U1F
Intel Core Duo U2400 6359.76(2130.84/4228.91)
ASUS K8V Deluxe Athlon 3200+ 4010.04
Interlink MP-XP7310 PentiumM 1GHz 2001.76
ECS K7S5A Duron 900MHz 1793.73
ASUS EeePC 4G-X CeleronM 630MHz 1261.75

U1Fは、cpu0が2000台なのにcpu1側がいきなり4000台だしてるので、おかしいかも…。正常なら4200くらいなのかなぁ。あと、ワイヤレスネットワークがつながらなかった。
まったく気づかなかったのだけど、ECS K7S5A以外ASUS製だった。(Victor Interlinkは、ASUSのOEM品らしい)

Ubuntu Hardy Beta on EeePC

Ubuntu Hardy BetaのLive CDでEeePC起動してみた。今週4/17にRCが、さらに来週には正式版がリリースされる予定です。Ubuntu Gutsyで快調に動いているEeePCですが、Gutsyだと別途ドライバをインストールしなければならなかったりで、Hardyだとどの程度ハードウェアサポートが進んだかチェックしようと思いました。

ビデオ→デフォルトで認識
SDカード→デフォルトで認識
サウンド→デフォルトで認識(Totemで確認)
USBカメラ→デフォルトで認識(Ekigaソフトフォンで確認)
  • ネットワーク
肝心のワイヤレスネットワークがうまく動いてないっぽいです。望みは、制限付きドライバの管理マネージャでハードウェアは認識しているようで、ドライバも有効となっているのですが、ネットワークマネージャやifconfigでethxという形ででてこないし、実際に接続もできません。dmesgで起動メッセージを見てると、どうもUbuntu HardyのmadwifiドライバがEeePCのワイヤレスネットワークカードには対応してないようです("Hardware revision not supported"となっている)正式版ではデフォルトで認識してくれるといいんだけどなぁ。Linuxは、カーネルバージョンが変わるとドライバも再コンパイルしないといけないので面倒です。
  • シャットダウン問題
Gutsyでもありましたが、Hardy Betaでもシャットダウン時に電源が切れない問題がまだあるようです。これも正式版までに修正されるのを期待ですね。

2008年4月12日土曜日

Ubuntuでrep2する方法

今は玄箱でrep2を使ってますが、その前はUbuntuでやってました。やり方だけ残しておこう。Synapticパッケージマネージャを起動する。apache2, libapache2-mod-php5 を選択して適用。インストールはこれで完了。何て簡単なんだ。ソースからコンパイルはやっぱり面倒くさい。
ただし、このままだとホームディレクトリのpublic_htmlが使用できないので、設定を変更する
$ sudo a2enmod
Which module would you like to enable?
Module name? userdir
Module userdir installed; run /etc/init.d/apache2 force-reload to enable.
$ sudo /etc/init.d/apache2 restart
このあと、rep2を設置すれば使用できます。

夢の箱



この曲を聞いて泣いた。昔はパソコンが夢の箱のように思えて楽しかったなぁ。と曲を聞いて思った
#Bloggerもニコ動の外部プレーヤーに対応しないかなぁ
そういえば、と思って懐かしいカタログを引っ張り出してみました。上の動画でもでてくるPC-9801VXです。高速10MHzと記載されていますが、今じゃ2GHzあたりまえですからねー。 技術は進歩したものです。


ニコニコ動画の動画を作る

今、流行のニコニコ動画ですが、自分も大好きです。ついつい見ちゃうんです。で、ubuntu linuxで動画を作成する方法を動画で解説してくださっている方がいます。

で、早速自分もということで、
$ sudo apt-get install audacity
$ sudo wget http://repository.akirad.net/dists/gutsy.list -O /etc/apt/sources.list.d/akirad.list
$ wget -q http://repository.akirad.net/dists/akirad.key -O- | sudo apt-key add -
$ sudo apt-get install cinelerra
で、インストール。解説にしたがって動画を作っていきます。
ただのスライドショーですが動画作るのって大変です。実際に作ってみるとニコ動のMAD職人ってすごいなぁとただただ思ったのでした。

起動時に玄箱をマウントできるようにする

このブログにも書いてありますが、玄箱を使用しています。Ubuntu Linuxを起動したときに自動的に共有フォルダをマウントするように設定します。
$ sudo mkdir /media/kurobox
$ sudo chmod 777 /media/kurobox
$ sudo apt-get install smbfs
$ sudo vi /root/.smbcredentials
username=
password=
:wq
$ sudo vi /etc/fstab
//[玄箱のipアドレス]/share /media/kurobox smbfs auto,lfs,credentials=/root/.smbc
redentials,codepage=cp932,iocharset=utf8,rw,fmask=777,dmask=777 0 0
:wq
これで、起動時にマウントできます。
ついでにNASの内容を全部バックアップするためのコマンドです。
$ rsync -av --delete /media/kurobox/ ~/backup/
前にホームディレクトリ直下でこのコマンドを実行したとき、ホームディレクトリを綺麗に消してくれて泣いた。--deleteオプションの利用は計画的に。

起動が遅い問題の解決方法

Victor Interlink MP-XP7310というノートPCを使っているのですが、このPCの液晶が1024x600という、ちょっと特殊な解像度のためか起動時のUBUNTUのロゴマークが出ず、ものすごく起動が遅いです。
どうも起動時の画面解像度がおかしくなっていて、それが起動が遅い原因のようです。
$ sudo vi /etc/usplash.conf
xres=640
yres=480
:w
$ sudo dpkg-reconfigure usplash
上記のようにすると、起動時の画面解像度が640x480になり、UBUNTUのロゴマークが表示されて起動も早くなりました。

ntpのインストール

玄箱の時計はかなり粗悪品です。1日で10分単位でずれていくってどういうこと!?そんなわけで、時刻をあわせるntpというソフトを導入しました。とはいえ、ApacheとSambaで玄箱のメモリはキツキツです。玄箱HGならメモリも増えてるしntpd立ち上げでハイお終いって感じですが、ノーマル玄箱ではちょっとつらい。そんなわけで、ntpdateというコマンドで時刻をあわせることにします。ntpdateは指定したntpサーバーに時刻を問い合わせるコマンドです。ntpdを常駐させるのではなく、cronで定期的にntpdateで時刻を合わせにいけば、それなりに時刻は合うでしょうという狙いです。
以下のURLより、ntp-4.2.4p4.tar.gzをダウンロードします。
http://www.ntp.org/
$ tar xvzf ntp-4.2.4p4.tar.gz
$ cd ntp-4.2.4p4
$ ./configure --enable-kernel-fll-bug
$ make
$ cd ntpdate
# cp ntpdate /usr/sbin/
# strip -p /usr/sbin/ntpdate
あとは、cronの設定で定期的に時刻合わせにいってもらいます。
# vi /root/cron.sh
---
#! /bin/sh
/opt/webalizer/bin/webalizer
/usr/sbin/ntpdate ntp3.jst.mfeed.ad.jp
---
これで、メモリをケチケチしつつ時刻があうようになりました。

webalizerのインストール

webalizerは、Apacheのログファイルを解析するためのツールです。
ソースファイルと日本語対応パッチを入手
$ wget ftp://ftp.mrunix.net/pub/webalizer/webalizer-2.01-10-src.tgz
$ wget http://tyche.pu-toyama.ac.jp/~a-urasim/webalizer/webalizer-a-urasim_2.patch
$ tar xvfz webalizer-2.01-10-src.tgz
$ patch -p0
$ cd webalizer-2.01-10
$ ./configure --prefix=/opt/webalizer --with-language=japanese --with-etcdir=/opt/webalizer/etc
$ make
# mkdir -p /opt/webalizer/bin
# mkdir -p /opt/webalizer/man/man1
# mkdir -p /opt/webalizer/etc
# make install
# strip -p /opt/webalizer/bin/webalizer
設定は、/opt/webalizer/etc/webalizer.conf に行う
# vi /opt/webalizer/etc/webalizer.conf
LogFile /var/log/access_log
OutputDir [解析結果を生成するパス]
GroupSite *.ppp.prin.ne.jp WILLCOM
HideSite *.ppp.prin.ne.jp
あとは、1時間毎に自動的に解析してもらえるようにしておきます。
# crontab -e
00 * * * * /root/cron.sh
# vi /root/cron.sh
---
#! /bin/sh
/opt/webalizer/bin/webalizer
---
さらに、ログをローテートするときにも解析結果を出してもらうようにします。
/var/log/*_log {
weekly
missingok
sharedscripts
prerotate
/opt/webalizer/bin/webalizer -q
endscript
postrotate
/etc/init.d/httpd restart
endscript
}

rep2のインストール

rep2のソースは以下のURLから
http://akid.s17.xrea.com/
さらにrep2を動かすためのライブラリ(PEAR詰め合わせ)も取ってくる
http://page2.xrea.jp/p2pear/index.php

2つのファイルを解凍して、Web公開ディレクトリに配置する。conf/conf_hostcheck.php にて、rep2を閲覧できるIPアドレスを設定します。携帯キャリアとローカルIP、会社のIP(笑)を許可にする。それ以外の設定は、rep2の設定画面からできます。根っからのダメ社員だなオイorz

PHP4のインストール

2つ目の本題、PHPのインストールです。長かったorz
以下からソースコードを取得します。
http://jp.php.net/
PPC用のパッチをあててから、PHPのインストール
$ tar xvfz php-4.4.7.tar.gz
$ cd php-4.4.7
$ patch -p1 <../zend.c.obj $ ./configure --prefix=/opt/php --with-apxs2=/opt/apache2/bin/apxs --enable-mbstring --enable-mbstr-enc-trans --with-gd=/usr --enable-gd-native --enable-gd-jis-conv --with-jpeg-dir --with-png-dir --with-zlib-dir --with-ttf --with-freetype-dir --without-mysql --without-pgsql
$ make
$ make test
# make install
# strip -p /opt/php/bin/*
  • Apache2にPHPを組み込む
$ cd /opt/apache2/conf
$ vi httpd.conf
LoadModule php4_module modules/libphp4.so
AddType application/x-httpd-php .php
AddType application/x-httpd-php-source .phps
  • PPC用パッチの内容
--- php-4.4.7/Zend/zend.c.orig Tue Mar 13 10:22:02 2007
+++ php-4.4.7/Zend/zend.c Tue May 8 00:08:39 2007
@@ -799,7 +799,7 @@
#if defined(va_copy)
va_copy(usr_copy, args);
#else
- usr_copy = args;
+ memcpy(usr_copy, args, sizeof(va_list));
#endif

#ifdef HAVE_VSNPRINTF

php4インストールの準備

PHP4をインストールする前に、色々ライブラリをインストールします。
こう考えると、依存関係までまとめてインストールしてくれるパッケージって偉大だ。
  • zlib
ソースコードを以下からダウンロード
http://zlib.net/
$ tar xvfz zlib-1.2.3.tar.gz
$ cd zlib-1.2.3
$ ./configure --prefix=/usr
$ make
$ make check
# make install
$ make clean
$ ./configure --shared --prefix=/usr
$ make
$ make check
# make install
# strip -p /usr/lib/libz.*
  • JPEG グラフィックスフォーマット用のライブラリ
ソースコードを以下からダウンロード
ftp://ftp.uu.net/graphics/jpeg/jpegsrc.v6b.tar.gz
$ tar xvfz jpegsrc.v6b.tar.gz
$ cd jpeg-6b
$ ./configure --prefix=/usr --enable-shared --enable-static
$ make
# make install
# strip -p /usr/bin/*jpeg*
# strip -p /usr/bin/*jpgcom
  • TrueTypeフォントをレンダリングするライブラリ
ソースコードを以下からダウンロード
http://www.freetype.org/
$ tar xvfz freetype-2.3.4.tar.gz
$ cd freetype-2.3.4
$ ./configure --prefix=/usr
$ make
# make install
  • gdのインストール
ソースコードを以下からダウンロード
http://www.libgd.org/
$ tar xvfz gd-2.0.34.tar.gz
$ cd gd-2.0.34
$ ./configure --prefix=/usr
$ make
# make install
# cd /usr/bin
# strip -p annotate webpng gdtopng gdcmpgif gdparttopng gd2copypal gd2topng gd2togif pngtogd giftogd2 pngtogd2

Apache2の設定

  • Apacheの設定
Apacheの設定を行います。設定に関しては、十人十色だと思うので、自分の変更点だけ。
# vi /opt/apache2/conf/httpd.conf
ServerAdmin [自分のメールアドレス]
ServerName [プライベートアドレス]:80
ServerName [外向きのURL]:80
DocumentRoot "/mnt/share/www" ←とかしておくと、Sambaから見えるのでアップが楽になります

AllowOverride Limit ←とかしておくと、.htaccessでアクセス制限できます

DirectoryIndex index.php index.html index.html.var
ErrorLog /var/log/error_log
CustomLog /var/log/access_log common
#AddHandler cgi-script .cgi ←コメントを消す
  • アクセス制限
アクセス制限を行うときは、.htaccessを使用する。
自分にしか見せたくないようなフォルダにこのファイルを置いておく
order deny,allow
deny from all
allow from 192.168.1.
allow from [他に許可したいIPアドレス]
  • ログの肥大化対策
/etc/logrotate.d/ に httpd というファイルを作って、以下のように記述する
/var/log/*_log {
weekly
missingok
sharedscripts
postrotate
/etc/init.d/httpd restart
endscript
}

やっと本題へ(Apache2のインストール)

色々設定やら開発環境の整備などありましたが、やっと本題の1つWebサーバーのApacheを導入します。
  • 事前準備
玄箱のWEB設定ツールが動いているので、そいつの使用ポートを80を8080に変更します。
# vi /etc/thttpd.conf
port=8080
# /etc/init.d/thttpd restart
以降、玄箱の設定(WEBツール)は http://kuro-box:8080/ となる。
  • Apacheのインストール
Apacheのソースコードは以下から入手。
http://www.meisei-u.ac.jp/mirror/apache/httpd/
今日もコンパイルする作業がはじまるお(AA略
$ tar xvfz httpd-2.0.61.tar.gz
$ cd httpd-2.0.61
$ ./configure --prefix=/opt/apache2
$ make
# make install
# strip -p /opt/apache2/bin/*
# strip -p /opt/apache2/lib/*

Apache起動と終了
# /opt/apache2/bin/apachectl start
# /opt/apache2/bin/apachectl stop
自動起動の設定
この設定をすると、玄箱を起動したときに自動でApacheも起動するようになります。
# cp /opt/apache2/bin/apachectl /etc/init.d/httpd
# chmod 755 /etc/init.d/httpd
# ln -s /etc/init.d/httpd /etc/rc.d/rc2.d/S25httpd
# ln -s /etc/init.d/httpd /etc/rc.d/rc0.d/K25httpd
# ln -s /etc/init.d/httpd /etc/rc.d/rc6.d/K25httpd
長くなりそうなので、Apacheの設定は次に。

wgetのインストール

wgetはダウンローダーみたいなソフト。これを入れておけば、自分のパソコンを使わなくともNASに勝手にダウンロードしておくこともできます。というわけで、インストール。ちょっとPHP勉強して、WEB画面から指定URLのファイルを自動的にダウンロードするとか作ってみようかなぁ。
ソースコードは以下から入手します。
http://ftp.yz.yamagata-u.ac.jp/pub/GNU/wget/
$ tar xvzf wget-1.10.2.tar.gz
$ cd wget-1.10.2
$ ./configure --prefix=/usr
$ make
$ make check
# make install
# strip -p /usr/bin/wget

FTPの調整とソフトインストール用ディレクトリの作成

  • FTPの調整
FTPで転送したファイルのパーミッションがおかしいので、設定を変更する。
設定ファイルに -u 022 を追記。
# vi /etc/inetd.conf
ftp stream tcp nowait root /usr/sbin/tcpd in.ftpd -u 022
設定ファイルを変更したので、一度inetdに設定をリロードしてもらう
# /etc/init.d/inetd reload
  • ソフトインストール用ディレクトリの作成
主にwebサーバーのApacheとrep2を動かすためのPHPをインストールするディレクトリとしてoptを作成しておく。
# mkdir /opt

さらに追加ソフトのインストール

いろんなソフトをコンパイルするためにビルド環境を構築していきます。さらに追加でgrepとcoreutilsのインストールです。玄箱の素のgrepは正常に動作しない問題があるらしく、grepを新しいものに入れ替えます。coreutilsは、玄箱の素の状態では色々とコマンド類が足りず、この先の作業がとても不便です。基本コマンド類集のcoreutilsもインストールします。
まず、以下のURLよりgrepとcoreutilsのソースコードを入手しました。
http://ftp.yz.yamagata-u.ac.jp/pub/GNU/grep/
http://ftp.yz.yamagata-u.ac.jp/pub/GNU/coreutils/
  • grep-2.51
$ tar xvzf grep-2.51a.tar.gz
$ cd grep-2.51a
$ ./configure
$ make
$ make check
# make install
# strip -p /usr/bin/grep
# rm /bin/grep /bin/egrep /bin/fgrep
# if echo GNU | egrep '(GNU|BFD)' > /dev/null; then echo "Good egrep"; else echo "Bad egrep"; fi
Good egrepとでればOK
  • coreutils-5.96
$ tar xvzf coreutils-5.96.tar.gz
$ cd coreutils-5.96
$ ./configure --prefix=/usr
$ make
$ make check
# make install
# cd /usr/bin
# strip -p [ date false ln paste sha1sum tee users basename dd fmt logname pathchk shred test vdir cat df fold ls pinky sleep touch wc chgrp dir groups md5sum pr sort tr who chmod dircolors head mkdir printenv split true whoami chown dirname hostid mkfifo printf stat tsort yes chroot du hostname mknod ptx stty tty cksum echo id mv pwd su uname comm env install nice readlink sum unexpand cp expand join nl rm sync uniq csplit expr kill nohup rmdir tac unlink cut factor link od seq tail uptime
なんだかよくわかりませんが、以下もやっておくといいらしいです
# ln -s /bin/vi /usr/bin/editor
# ln -s /usr/bin/true /bin/true
# ln -s /usr/bin/false /bin/false
# ln -s /usr/bin/pwd /bin/pwd

追加ソフトのインストール

玄箱の付属CDには、追加ソフトのバイナリパッケージが入ってます。自前でソフトをビルドするために必要なコンパイラや、Perl, Pythonといったスクリプト言語まで入ってます。Webサーバーにするには、Apacheをコンパイルしなければならないので、インストールしてしまいます。

追加ソフト群はFTPなどで転送するのがよいでしょう。/home/[username]/binaryというディレクトリを作って、そこに放り込みました。インストールの仕方は、純正玄箱鯖化計画@まとめさんのところで一発インストールスクリプトが公開されているのでそれを使用します。スクリプトの内容は、*.tar.gzを列挙してインストールしていくような感じです。
#! /bin/sh
for file in *.tar.gz
do
tar xvzf $file -C /
done
exit 0
suして、rootで実行します。
$ su
# sh /home/[username]/binary/binary.sh

2008年4月11日金曜日

OSの設定

ファームウェアの転送が終わったらLinuxの設定をおこないます。設定はtelnet経由で行います。玄箱は、ネットを検索するとDebian化するなど色々ありますが、基本的に素のままのLinuxを使用します。

そんな中で下記のサイトをすごく参考にしました。有益な情報ありがとうございます。
純正玄箱鯖化計画@まとめ
http://kuro.crow2.net/
玄箱インストールmemo
http://www.nk.rim.or.jp/~jun/kuro_memo/
槻ノ木隆のPC実験室
玄人志向「玄箱」を試す〜USB編:USB HDDのHot Plug & Hot UnPlug
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2004/0312/pclabo22.htm
玄人志向「玄箱」を試す〜NAS編:搭載HDDの選択とベンチマーク
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2004/0317/pclabo23.htm
Gigabit Ethernet対応「玄箱」試用レビュー(Part1)
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2004/1124/pclabo27.htm
Gigabit Ethernet対応「玄箱」(Part2)〜USBを使えるようにする
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2004/1228/pclabo29.htm

設定手順


telnetでログインする。

KURO-BOX login: root
Password: kuro
rootで作業するわけにはいかないので、自分のユーザーを作成する。
グループ作成
# groupadd wheel
ユーザー作成
# useradd -g users -G wheel -d /home/[username] -s /bin/bash [username]
パスワード設定
# passwd [username]
ホームディレクトリの作成とパーミッション設定
# mkdir /home/[username]
# chown [username]:[groupname] /home/[username]
# chmod 755 /home/[username]
telnetで自分のユーザーでログインできるか確認し、そのユーザーからsuでrootになれるか確認する
$ su
Password: kuro
#
rootでtelnet接続を禁止する
# vi /etc/securetty
---
#pts/0
#pts/1
#pts/2
#pts/3
#pts/4
#pts/5
---
設定は即有効になるので、telnetからrootでログイン失敗するか確認すると良いかも

玄箱セットアップ

去年の9月ですが、玄箱を買ってきました。横浜のヨドバシカメラで9800円でした。発売当時は、ものすごい人気で品薄でしたが、今となっては簡単に手に入りますね。当然NASとして使うつもりですが、内部ではLinuxが動いており、自分で拡張することができます。それが発売当時のものすごい人気の理由だったんでしょうね。

自分でやる手間はかかりますが、自分の欲しい機能を手に入れることができるので気に入ってます。というわけで、この玄箱カテゴリでは、セットアップに行った手順を忘れないために書き残して置きます。
自分が欲しい機能は、
  • ファイルサーバー
  • Webサーバー
  • rep2が動くこと

まず、玄箱の説明書がどっかにいってしまったので、組み立て方法から。検索すれば、親切な解説が出てきますね。

  • 玄箱 - とりあえず組み立ててみる
http://rihi.cocolog-nifty.com/blog/2006/07/tips__a964.htm

  • ファームウェアのインストール
組み立てを行ったら付属CDのファームウェア書き込みソフトを使ってLinuxのインストールを行います。XPを使っている場合は、ファイヤーウォールを無効にしないと成功しないので注意してください。さらに、最新ファームにアップデートを行って完了です。
http://www.kuroutoshikou.com/products/kuro-box/kuro_102.zip