2016年12月25日日曜日

USB Type-CとQuick Charge

Nextbit Robinというスマートフォンを購入しました。本体の感想はそのうちアップしたいと思います。先に充電のことについて色々と気になったことを書いていきます。
最近のスマートフォンは、従来のUSB MicroBではなく、USB Type-Cと呼ばれるコネクタを採用しています。今回購入したスマホもUSB Type-Cコネクタを採用しています。今後はスマホだけでなくパソコンにも導入され、MacBookのようにACアダプタのコネクタになったり、HDMIやDisplaryポートのディスプレイコネクタとして広く使われるようになると言われています。

USB Type-Cのメリットは

  • 両面どちらからでも接続できる
  • (USB3.1なら)5V/3Aで充電できる(充電が早い)

と言ったあたりでしょうか、逆にデメリットはようやく普及を始めた段階なので

  • Type-Cケーブルの値段が従来のMicroBより高いこと
  • まだType-Cケーブルや充電器が少ないこと

ではないかと思います。

Nextbit Robinのパッケージには、充電器が付属しておらず従来のUSBポートからType-Cに変換するケーブルが1本ついています。自宅、会社、実家に最低でも3本は充電用にType-Cケーブルが欲しいところです。欲を言えば、ポータブルバッテリー用にも欲しいです。

Type-Cケーブルが出たての頃は規格外のケーブルが流通し、最悪の場合機器が故障するとGoogleのエンジニアが警告をして話題になったこともありました。その辺りの情報は下記のサイトが詳しく説明しています。

ゲーマーのためのUSB Type-Cケーブル購入ガイド。安心して使えるのはどれか,全29製品で安全性を検証
http://www.4gamer.net/games/999/G999902/20160427069/
「USB Type-C」問題と安全に使える製品のまとめ―規格の解説やチェック方法など
http://andmem.blogspot.jp/2015/12/usb-type-c-current-issue.html

簡単に言うと、問題が発生するのは従来のUSBポートからType-Cに変換するケーブルに規格外のものが存在し、そういったケーブルを使って充電をしようとすると、従来ポートでは対応していない5V/3Aの電力を要求し、最悪の場合機器が故障してしまうというものです。規格外のケーブルかどうかは一般ユーザーではわからないし、有名メーカーのものでも規格外のものもあり注意が必要です。

とはいえ、5V/3Aを要求するのはUSB3.1の場合だけで、Nextbit RobinはUSB3.0なので問題なさそうに思えるのですが、このあたりが良くわからないです。不安なら変換ケーブルは使用せず、Type-C同士で接続するケーブルを使用するのが良さそうです。Type-Cポートを搭載したACアダプタ充電器か、ACアダプタから直接Type-Cケーブルが生えてる製品が安心かも。従来の機器を使いまわしたい気持ちもありますが、燃やしたり壊したりしてしまうくらいなら、多少の出費は我慢するしかなさそうです。

続いてQuick Chargeについてです。Nextbit RobinはQuick Charge 2.0に対応しています。

Quick Charge(クイックチャージ)とは
https://www.sanwa.co.jp/seihin_joho/qc/index.html

簡単にいえば、その名の通り短時間に充電を行う機能のことです。Quick Charge 2.0は、ドコモでは急速充電2などと呼んでいるようです。せっかく対応しているのだから使いたくなりますよね。Type-Cの件もあり、下記の新しい充電器を買うことにしました。

NTTドコモ ACアダプタ 06 [スマートフォン用アクセサリー Type-Cコネクタ]
http://www.yodobashi.com/ec/product/100000001003335505/index.html

Nextbit Robinはドコモ製品ではありませんが、同じSoCを採用しているNexus 5Xが対応製品となっており使えるかと思いました。特に何も書いてありませんがQuick Charge 3.0にも対応しているそうです。Quick Chargeは下位互換あるそうなので2.0でも使えると思います。

まずは人柱ということで1つ購入してみました。良さそうなら買い足す予定です!