2024年9月4日水曜日

Stable Diffusion web UI

Ubuntu Linux 24.04.1 の環境に Stable Diffusion web UI をインストールしてみました。画像生成って VRAM が一杯必要だとは聞いていたので、自分には環境がないので無理だと思っていたのですが VRAM が少ないと生成時間が長くなるだけで出来ないわけではないと知ってお試しでもできるのならやってみることにしました。

Stable Diffusion web UI

やり方は README に書いているんだけど、そのまま従ってもちょっと足りないものがあって少しハマりました。

$ sudo apt install wget git python3 python3-pip libgl1 libglib2.0-0
$ sudo add-apt-repository ppa:deadsnakes/ppa
$ sudo apt update
$ sudo apt install python3.11 python3.11-venv
$ git clone https://github.com/AUTOMATIC1111/stable-diffusion-webui
$ cd stable-diffusion-webui

webui-user.sh を先頭のコメントを外して編集する
---
# Commandline arguments for webui.py, for example: export COMMANDLINE_ARGS="--medvram --opt-split-attention"
export COMMANDLINE_ARGS="--medvram"

# python3 executable
python_cmd="python3.11"

# install command for torch
export TORCH_COMMAND="pip install torch==2.4.0+cu124 --extra-index-url https://download.pytorch.org/whl/cu124"
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ターミナルから webui.sh を実行します。スクリプトが勝手に色々ダウンロードするので待ちます。成功したら自動的に Firefox が立ち上がって画像生成用の画面が表示されるはず。
起動はできても、実はまだ画像の生成はできません。チェックポイントという絵を生成するための学習データが必要です。

とりあえずここのサイトから好みの絵柄を見てチェックポイントファイルをダウンロードしてみるといいと思います。

私はこれを落としてみました。学習データは結構大きくて6GBくらいあります。

落としたファイルは ~/stable-diffusion-webui/models/Stable-diffusion に格納します。これでウェブ画面側でチェックポイントが認識されるはず。

あとはプロンプトに生成したい画像の入力して Generate ボタンで画像が生成できると思います。ここらへんは参考情報の一番下の超基本操作解説を見るとよくわかります。

参考にした情報

Stable Diffusion web UI

【第25回】Stable DiffusionをUbuntuとGTX 1650で動作させる方法

Ubuntu 24.04 で Automatic1111 する

Stable Diffusion WebUIの超基本操作を解説