2008年4月20日日曜日

玄箱用パッケージを作る

玄箱CDには実行形式バイナリがディレクトリ構成付きの.tar.gz形式で圧縮されています。このブログで純正玄箱用にソースをコンパイルする方法を一々書いていましたが、玄箱CDのように.tar.gzの圧縮ファイル作っておけば、そんなにないとは思いますが再インストールするときにコンパイルする必要ないかも。とふと思いました。っていうか、そこまでするならDebian化してしまえよ、って感じですが。
試しに.tar.gzのパッケージの作り方
$ mkdir -p package/usr
$ tar xvzf grep-2.5.1a.tar.gz
$ cd grep-2.5.1a
$ ./configure --prefix=/usr
$ make
$ make install DESTDIR=/home/[username]/package
ここまでやると、/home/[username]/package/usr にgrepのファイルがインストールされます。
$ strip -p /home/[username]/package/usr/bin/grep
$ cd /home/[username]/package
$ tar cvfzp ../bin-grep-2.5.1a.tar.gz *
とやっておくと、ホームディレクトリにpackage/以下のディレクトリ構成付きで圧縮ファイルができます。あとは、下記のコマンドとすれば、/usr/bin/grep に展開されます。
# tar xvzf bin-grep-2.5.1a.tar.gz -C /

参考ページ → http://u1f.blogspot.com/2008/04/blog-post.html
これを全部作っておけば、再インストールも楽ですな。空いた時間にでもコツコツ作っておこう。