ノートパソコンは自治体の小型家電回収サービスに依頼すれば無料で処分ができます。とはいえ、プライバシーの塊なので HDD は消去してから捨ててあげたいものです。(有償で消去サービスもあるのですが3000円もかかるので…)
すごく古いパソコンでいつも使ってる Ubuntu の USB メモリが起動できませんでした。i686 CPU だからカーネルが対応してない。みたいなメッセージでした。今更ながら 32bit のディストリビューションを探すことになるとは…。
Ubuntu はだいぶ前に 32bit を切り捨ててしまったので Debian を使います。
Debian Live という USB で起動できるイメージの i386 版をダウンロードしました。今回は Ubuntu の環境で作業します。DD コマンドで USB メモリに書き込みます。
sudo dd if=debian-live-11.3.0-i386-standard.iso of=/dev/sdb bs=2048k
Debian Live では USB メモリから Linux が起動できました。自分のパソコンから割と適当に dd コマンドでディスク全体を 0 で埋めておしまいなのですが、今回は念入りに消します。
sudo shred -v -n 3 -z /dev/sda
shred という消去専用のコマンドがあるのを今回初めて知りました。このコマンドでディスク全体をランダムデータで3回書き込んだ後、最後に 0 を書き込んで完全消去だそうです。ただ、めっちゃ時間かかりました。(半日くらい)