2020年8月31日月曜日

Windows95 が出て 25 周年らしい

PC Watch の記事を見て気が付きました。もう 25 年前ですか。

Windows 95発売から25周年。Microsoftが記念動画公開

私も Windows95 を切っ掛けにして本格的に PC を使うようになった1人です。Windows95 が出た当時使っていたのは PC-9821Xs という機種で CPU は 486DX2 66MHz でメモリは 4MB、HDD は 300MB とかそんな感じでした。今じゃ、CPU周波数は 2−3GHz だし、メモリは 4−8GB くらいが一般的だし、HDD じゃ 1T でも少ないくらいで、25年という期間を振り返るとかなり進化したなぁと思う。
Windows95 の CD-ROM まだ捨ててないと思って探したら見つけました。当時は NEC が製造していた独自規格の PC-9800 シリーズが日本では普及していました。左側の CD は PC-98 シリーズ用の Windows なので現在一般に普及している PC では動作しません。右側は恐らく新しいPCを買ったときに付属していたものだと思います。もはや CD を読み取る機械がないのでこんなもの持っていても仕方がない気もしますが、95 を始め NT4.0とか2000とかの CD を未だに持っています。

当時はそもそも常時接続というものがなく電話回線を使っていました。通信回線を開くと電話が通じなくなるので基本昼間は使えず電話が来ない深夜や朝方に通信を行っていました。また、インターネットではなく、Nifty-Serve というパソコン通信というテキスト主体の掲示板のようなところで交流していました。

その Windows95 と PC を使ってプログラムを作成し、Nifty-Serve のライブラリに自作プログラムをアップロードしたところ、雑誌の CD に収録(当時は通信環境が良くなかったのでパソコン雑誌の付録CDに有用なオンラインソフトを収録してそこからソフトを入手するのも一つの手段だった)させてほしいという連絡があってすごく嬉しかったのを覚えています。それから情報学科への進学を目指すようになり、プログラマになりたいと自覚するようになりました。あの頃は今と違って豊富にソフトがあるわけではなかったから、色々な人達が個人でプログラムを作っては公開していた時代でした。

現在は有用なプログラムは自作せずとも大抵のものは揃っているし、今私が学生だったならプログラマになろうとは思わなかっただろう。