2020年11月4日水曜日

Rasberry Pi 4B リブート

新しいPCを買ってから放置してたラズパイ4を再稼働させることにしました。ラズパイを放置していた間に3つの新しいリリースがありました。

* Raspberry OS 8月版
* USBブート対応ファームウェア正式版
* Raspberry Pi 4 向け Ubuntu Linux 20.10 Desktop版

Ubuntu Linux はラズパイ向けにはサーバー版しかなかったのですが、10月にデスクトップ版が新たにリリースされました。またUSB起動のファームウェアもベータのときに使っていて特に不具合はなかったですが、Raspberry Pi OSを入れてファームウェアを最新版に更新して正式版にしようと思います。

まずは、メインPCにRaspberry Pi Imagerをインストールします。


Raspberry Pi Imager for Ubuntuのリンクからファイルをダウンロードし、debファイルをダブルクリックしてインストールします。

自分が使っているラズパイ4はベータ版ファームウェアを先取りしてUSBブートに対応させていたのでmicroSDではなくUSBメモリを使いました。メインPCにUSBメモリを接続し、ImagerでRaspberry Pi OSを選択、書き込み先はUSBメモリを指定します。
書き込みが終わったらUSBメモリをラズパイ4に差し込んで電源を入れます。最初の起動でユーザー設定を求められます。設定が一通り終わると最後にアップデートをおこないます。このアップデートでファームウェアが最新版に更新されます。

早速ファームウェアが最新になっているか確認してみます。
pi@raspberrypi:~ $ sudo rpi-eeprom-update 
BCM2711 detected
Dedicated VL805 EEPROM detected
BOOTLOADER: up-to-date
CURRENT: 2020年  9月  3日 木曜日 12:11:43 UTC (1599135103)
 LATEST: 2020年  9月  3日 木曜日 12:11:43 UTC (1599135103)
 FW DIR: /lib/firmware/raspberrypi/bootloader/critical
VL805: up-to-date
CURRENT: 000138a1
 LATEST: 000138a1

ファームウェアが9月3日版に更新されました。Raspberry Pi OSの役目はこれで終わり。シャットダウンしてUSBメモリをPCに戻し、今度はUbuntu Linux 20.10 DesktopをUSBメモリに書き込みます。
書き込みが終わったらUSBメモリをラズパイ4に差し込んで電源を入れます。最初の起動で設定を行い、しばらくするとデスクトップが表示されます。
このUbuntuはLTSじゃないので9ヶ月ごとに入れ替えないといけないのが惜しいですが、Linuxの中で最も使い慣れているUbuntuのリリースはありがたいです。