とりあえず一番安いプランで、OS は使い慣れている Ubuntu を選択。root パスワードをセットしてサーバーを作成します。ConoHa コントロールパネルに表示されている IP アドレスに SSH で接続します。こちら側は WSL の Ubuntu シェル上からの作業になります。
WSL:~$ ssh root@(IPアドレス)
何はともあれ、root で作業するわけにはいかないので一般ユーザーを作ります。
root@conoha:~# adduser <ユーザー名>
root@conoha:~# gpasswd -a <ユーザー名> sudo
別のターミナルで WSL 側からいつも使っている SSH のカギをサーバーに転送します。
ConoHa 側のターミナルで転送したカギをユーザーのホームディレクトリにコピーします。
root@conoha:~# mkdir ~<ユーザー名>/.ssh
root@conoha:~# mv authorized_keys.txt ~<ユーザー名>/.ssh/authorized_keys
root@conoha:~# chown -R <ユーザー名>: ~<ユーザー名>/.ssh
root@conoha:~# chmod 700 ~<ユーザー名>/.ssh
root@conoha:~# chmod 600 ~<ユーザー名>/.ssh/authorized_keys
WSL 側のターミナルからいつも使っている SSH のカギをサーバーに転送します。
WSL:~$ cd .ssh
WSL:~/.ssh$ cp /mnt/c/Users/hogehoeg/Documents/puttygen/id_rsa .
WSL:~/.ssh$ chmod 600 id_rsa
WSL:~$ ssh <ユーザ名>:(IPアドレス)
これで接続できればOK。
あとは SSH の設定を変えてセキュリティを高める。設定を変えたらサービスを再起動して、root でログインできないことを確認しておく。
(ユーザー名)@conoha:~$ sudo vi /etc/ssh/sshd_config
Port 22 → (任意のポート番号)
PermitRootLogin yes → no
PubkeyAuthentication no → yes
PasswordAuthentication yes → no
UsePAM yes → no
(ユーザー名)@conoha:~$ sudo service ssh restart
WSL 側の SSH の設定を変えて簡単にログインできるようにする
WSL:~$ vi .ssh/config
host conoha
port (任意のポート番号)
user <ユーザー名>
hostname (IPアドレス)
WSL:~$ chmod 600 .ssh/config
WSL:~$ ssh conoha
最後にアップデートして、VPS を再起動する
sudo apt-get update
sudo apt-get upgrade
sudo shutdown -r now
最初の設定はここまで。
次から本題の python の設定をする。