この機種を気に入ったポイントは、『据え置き型のLTEルーターであること』これにつきます。実家では両親がインターネットを使用しますが、ヘビーに使わないので光など固定回線は引いておらず、モバイルルーターの MR02LN にIIJmio ファミリーシェアプランの SIM を 1 枚を入れています。それでも長く使用しているとトラブルは付きものでネットに繋がらなくなったと電話がかかってくることもたまにあります。そういったときにモバイルルーターだとバッテリー内蔵なので電源を抜いて指し直すという単純な指示では済まされず、電源ボタン長押しをいちいち説明しなければなりません。この機種はバッテリーもなく、ACアダプタを抜いてさせば再起動できるのでとても楽です。あとは、WiFi接続通知機能なんかも便利そうだなと思いました。
さて、いきなりですがメーカーのページで不具合のおしらせがでています。取り急ぎファームウェア 1.0.1 を適用した方がよさそうです。自分のは買った時点で 1.0.1 でした。
Aterm HT100LN 不具合のお知らせ
http://www.aterm.jp/support/info/20171003.html
それでは、早速セットアップしてきます。
開封すると本体、ACアダプタ、LANケーブル、説明書の紙ペラ1枚が入っていました。
現在、実家でルーターとして使用しているMR02LNと大きさを比較するとそこそこ大きいです。重さは MR02LN のほうがバッテリー分重い感じです。
ACアダプタは、丸型プラグの専用品です。出力が 12V なので仕方がない面もありますが、スマホと同じMicroUSBとか使えたらなぁと思います。
SIMはnanoSIMでLANコネクタの横のSIMスロットに挿入します。
ボタン類などはWPSボタンくらいしかなく、電源を入れるならACアダプタをコンセントにつなぐ。切るときは抜く。これのみ。かなりシンプルです。
電源を入れたら、セットアップをしていきます。設定画面を開くには、PC などで http://192.168.179.1/ にアクセスします。自分の場合は、最初は有線LANでつないだパソコンから初期設定を行いました。最初に設定画面に行くと管理者パスワード設定画面が表示されます。パスワードを設定後、初期設定ウィザードがはじまります。画像はAPNの設定画面です。各社MVNOがプリセットされているので会社を選ぶだけです。
インターネットに接続できることを確認した後、いつもの見慣れたNECのルーターの設定画面になります。機能的にはブロードバンドルーターと同じ(MACアドレスフィルタリング、DHCP固定割当など)感じです。ユニークなのはデータ使用量表示とWiFi接続通知くらいでしょうか。
最初は、WiFi設定を行います。家中の機器のWiFi設定をし直すのは面倒なので、HT100LN 側のWiFi設定をMR02LNと全く同じ設定にしてしまいます。こうしておけば家中の機器のWiFi設定はそのままインターネットにつながるようになります。
Wi-Fi接続通知をセットアップします。子機エントリに通知が来てほしい機器のMACアドレスを登録し、Wi-Fi接続通知ボタンを押します。
別サイトに移動してクラウドの登録画面が表示されます。まずは新規作成でアカウントを作成しログインします。
ログインすると接続通知する日時を設定します。
指定した時間帯にWi-Fi接続通知の子機エントリで登録した機器が接続したときにメールが届くようになるようです。やってみたところ、登録した機器以外の通知もメールで届きまくります。どうやらWi-Fiアクセスポイントに初めて接続した機器のメールも届くみたい。(不正利用のチェック用かな?) 2度目以降は子機エントリで登録した機器以外はメールは来なくなるみたいです。ま、しばらく使ってみる。