3/1 付けのニュースで IIJmio が DNS フィルタリングを導入しましたというリリースがでていました。
DNS フィルタリング
https://www.iijmio.jp/guide/env/filtering.jsp/
フィルタリングは全ユーザーが対象で自動的にフィルタリングが有効になるそうです。導入の目的はマルウェアの対策とのことです。トロイの木馬はまずネットに接続している機器に侵入し、コントロールサーバーに接続します。トロイの木馬はコントロールサーバーからの指示を待ち、攻撃指示が来たら動き出すという流れになります。コントロールサーバーとの通信をできなくしてしまえばトロイの木馬は機能しなくなるというわけです。
これから IoT 向けの商売を強化していくという話は IIJmio Meeting で聞いていましたので管理放棄された IoT 機器にトロイの木馬が侵入しても DoS 攻撃ができないようにするという先回り的な処置なのかもしれません。しかし、IIJmio はこういうことするのは意外でした。他社がやっているようなカウントフリー等には反対の立場でユーザーの通信内容には手を出さないという方針を持っていると思っていたので。DNS だと違うのかな。
ちなみに DNS フィルタリングの解除方法はこちらにあります。
https://help.iijmio.jp/s/article/000002251
とりあえず自分は有効状態のまま使ってみて、何か不具合がありようなら切りたいと思います。